映画「バーレスク」のススメ~エロとエロティックの違いが判る(かもしれない)~
こんばんは。ウリックスです。
掃除中のBGMとして洋楽や映画を流しています。英語の勉強というほど意識が高いものではありません。
そこそこ英語を喋れる知人に「ディズニー映画は聞き取りやすいし簡単な英語だから繰り返し聞いて喋ればそこそこわかるようになる」と言われて、実行していません。え?オチまでが長い?
映画・「バーレスク」とは
さて。その流している映画というのがこちら。
バーレスク・ラウンジ、それはセクシーなダンサーたちがゴージャスなショーを繰り広げ
る大人のためのエンタテインメントクラブ。片田舎を離れ、アリは歌手になる夢を追いか けて、ロサンゼルスを目指す。テスが経営するクラブで、自分が思い描いていた憧れの世 界に出会ったアリは、アルバイトを始める。やがてアリの抜群の歌唱力と突出したダンス の才能が話題となり、クラブは大盛況を極めていくのだが・・・。 (原作 - Burlesque)
簡単に言えば田舎娘が都会で奮闘する話なのですが、ダンスパフォーマンスを楽しみつつ、主人公の成長を見守る映画ですね。
バーレスクラウンジって?
「女性が躍るラウンジ」と言われたら皆さんストリップクラブを想像するのではないでしょうか。かくいう私もその一人でした。
序盤で主人公のアリがラウンジの受付と重要な会話をします。
「ここ、ストリップクラブ?」
「ばか言っちゃいけないよ。うちはストリップなんかしないんだ」
そう、バーレスクラウンジとはあくまでセクシーなダンスを披露する場所。
ヌードに至らない、女性のお色気を強調し・含めたダンスがバーレスクダンスだそうです。
性的なニュアンスを出しつつ、直接的な表現は微妙に避けられている…。これが「エロティック」ではないでしょうか。見えそうで見えない的な。実際ダンサーの衣装はバストトップやIラインがぎりぎり隠れている衣装を身にまとっています。
脇役のダンスと歌
主人公のアリ(クリスティーナ・アギレラ)を差し置いておすすめしたいのが
ニッキ(クリスティン・アン・ベル)とジョージア(ジュリアン・ハフ)です。
主人公・アリのライバル、ニッキ役のクリスティン・ベルは「アナと雪の女王」の「アナ」役の人物。後から聞き比べたら確かに彼女の声。全く印象が違くて、当たり前ですが役者は役者なんですね。私はニッキの演技がとても好きです。
気が強くて貪欲で負けず嫌い。しかもアル中。アリとは正反対です。嫉妬深く自分のポジションを奪った(といっても実力で)アリに対して嫌がらせをしたりしますが彼女の実力もピカイチ。
「歯が痛いって歯医者に行ったら(別の意味で)グリグリされちゃったの」という内容。Dr.ロングジョンのロングジョンは太くて長いアレっていうスラングらしいです。
ジョージアは妊娠がきっかけで舞台を降りる羽目になりますが、自分の代わりとなるアリのダンスに対して笑顔で拍手を送る純粋なキャラクター。というかちょっとおバカなのかもしれません。
Marilyn Monroe & Christina Aguilera- Diamonds Are a Girl's Best Friend (Official Video) HQ
ニッキの代役としてショーのメインダンサーを務めます。途中参加してきたニッキに負けじとポジションを奪い合うあたり彼女も負けず嫌いですね。
序盤の曲目(welcom to Burlesque)でもセンターで踊っていましたし、ニッキの次くらいの立場だと思われます。
総評
ストーリーの流れは「すごく面白い!」というわけではありませんが役者たちの歌やダンスの中毒性の高い映画です。
先週まで渋谷で最上演されていたのを忘れていました。
興味のある方は、ぜひどうぞ。
ちなみに私はPlay ムービーで購入しました。